[00:23:62]鏡の中の世界などと言う、[00:27:75]眉唾の噂もありますが。[00:31:68]流石に信じ難く、御伽に思う。[00:37:77]それならば、[00:39:74]どれだけ良かったでしょう。[00:42:26]事実、二度と戻れないのです。[00:46:03]壁から壁へと抜け、[00:49:04]消えてゆくのです。[00:51:57]真夜中、丑三つ時の頃。[00:55:82]暗い、夜道を歩く。[00:59:70]背後から、気配がした。[01:03:17]振り返ってみたら、そこに居た。[01:06:67]どこから見ても、同じ姿。[01:10:30]それなのに、どこか不気味でした。[01:14:74]彼方へと誘い込む様に、[01:18:36]ただ、見つめていました。[01:21:80]♪[01:36:25]翌日、目が覚めた。[01:39:74]数時間、気を失っていたようです。[01:44:19]昨日の記憶はある。[01:47:18]体が痛い。[01:49:46]鏡に映る私は、どこか変だ。[01:54:84]見た目は、変わらないのだけど。[01:58:75]声が少し、おかしい。[02:01:74]頭が、重い。[02:04:23]掻き曇る、暮れ方のお参り。[02:08:58]逆さ案山子、ひらひらと。[02:12:27]藁人形の私なら、[02:15:97]所詮は豎子の過ちです。[02:21:24]どこから見ても、違う姿。[02:24:85]それなのに、なぜ騙されるのか。[02:29:23]生涯、貴方を怨みます。[02:32:87]叫ぶ声も、封じられ。[02:36:78]ただ、見つめていました。[02:39:46]此方へと、誘い込む為です。[02:43:78]どこか不気味な見た目をして、[02:47:26]膨らむのは、承認欲求。[02:50:77]死に装束を脱がし、[02:53:91]手を差し伸べて。[02:58:07]貴方と共に、最果の地まで、[03:03:34]歩みましょう。[03:04:78]どこから見ても、同じ姿。[03:08:53]それなのに、どこか不気味でした。[03:12:80]彼方へと誘い込まれたら、[03:16:41]幽世へと飛ばされます。[03:19:44]どこから見ても、同じ姿、[03:23:05]それなのにどこか不気味でした。[03:27:34]彼方へと誘い込む様に、[03:30:95]見つめていました。[03:34:08]見つかっちゃった。