ねえねえ
聞こえる
「見えるかな
この十六の裂け目
六つは君の分
残り十は自らの劣等を刻むため」
風に揺れる枝を見つめて
枝分かれするのは何
加速する夜の記憶と
刹那に刻んだ傷跡
芸術の創作は
一時の狂気に過ぎない
言葉を積み上げた作品に
もう倦きたんだ
自分を騙しても
他人を騙しても
あの夜が生んだものは
確かに存在してる
「To know my mind is not good」
まあいい
どうせnobody gives a shit
「ボカロEDMなんて嫌いだ」と嗤いながら
結局やってる
嘔吐ほど脳を絞るより
迷子のまま放蕩放蕩
ねえねえ
届いてる
「数えるよ
この七つの夜
五つは君の影
残り二つは自らの無力を刻むため」
雨に滲む地面を見つめて
濡れるのは何
過ぎ去る夜の亡霊と
消えゆくインクの軌跡
狂気の創作は
衝動の鎮魂に過ぎない
言葉を積み上げた作品に
もう飽きたんだ
『AURORA』も『未名花』も
所詮は偽の感情
それでも作品に変わる
「To lose something is painful」
まあいい 「Spent things never come again」
崩れるまで夜を削るより
迷子のまま放蕩放蕩
嘔吐ほどタバコを吸い込んだあの日
脳裏に浮かんだ言葉は
「心配です」の一言
僕の軌道が歪んだ
滑稽か
滑稽か
滑稽か
あの子は
いい
もういい
アァァ——
100回ループした音楽
100回再生した記憶
やっぱり
やっぱり
100回「bye bye my dxxr」聴いても
本当の忘却はできないんだ
過去の僕に告ぐ
「All the rest... was bullshit」